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025:月の褥 [短歌]

傾きて淡き色香の三日月の
  褥(しとね)に二人身を寄せまほし

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024:逢ひみての [短歌]

逢ひみての後の心は
  逢ふ前の穏やかさすら持ち得ざるなり

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023:優し瞳 [短歌]

吾の全て受け入れ給へ君のその
  優し腕の届く範囲で

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022:微睡み [短歌]

おどろけば君が不在の現なり
   
永久に微睡む術あらまほし

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021:いたづら [短歌]

いたづらに過ぎ行く日々の傍らに
  取り残されている如き我

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020:サッカー [短歌]

タクシーの運転手から聞かれたり
  ワールドカップやっぱり見るの?

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019:信頼 [短歌]

如何(いか)な吾(あ)も君が優しく見守って
  くれていること愛されていること

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018:夜明け [短歌]

触れし指離るることの出来なくて
  白々空が明けてゆくなり

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017:時間 [短歌]

何も無い何も無くても良い時間
 君を待ちたる優しき想ひ

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016:カラオケ [短歌]

声高に愛を語りし
 「愛してる」歌の中なら何度も言へる

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