36:相聞歌 [短歌]
君に逢ふために今宵がある如き
我の終日(ひねもす)君で充たさる
我の終日(ひねもす)君で充たさる
われもまた 終日きみを 思ひつつ
宵待草にぞ さきく逢ひける
→私もまた丸一日君のことを想いながら
過ごしていたから、幸運にも
宵待草に出逢うことが出来たよ。
(勝手な私の解釈ですが)
草々に我の想ひを届けまし
月夜の君に逢へざる時は
→草に私の想いをこめることが出来たなら、
どんなに良いでしょう。
貴方に逢えないこんな月の夜の私の想いが
草から貴方に伝えられるのに。
まさか現代に於いて相聞歌をやりとり
できるなんて思ってもみなかったので、
とても嬉しい出来事でした。
しかもこんな素敵な返歌がいただけるなんて。。。
なので今回は解説なしです。
2008-04-08 21:28
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